「ぷらせぼくらぶ」 奥田亜紀子

読書記録★
帯より

感想☆あらすじ

岡ちゃんこと、岡綿子とその仲間たちの青春〜的な感じ♪

こちらは2013年のデビュー作等をまとめた復刻版だそうです!

青春を思い出して染みる言葉が多いです( ; ; )

僕の望み … いつも駅のホームで自分の出番がないシナリオを読み込む男子生徒。突然出た欠員に本気で臨むが、、、。

今日という日を灯せないでいて 明日をどうやって照らすの?

p.26より

運命のプロトコル … 残念なクラスメイトがちょっとしたことでカッコよく見えること、ありましたよね^_^置いていかれたような寂しさを感じたり。青春ていいな。

好きなことが見つかるってがんばって出来ることじゃないじゃん。

p.66より

放課後の友達 … 本音で付き合える友達って思春期にそういないっすよね。都合の良い、その場限りの友達が多かったかも。青春の苦味が詰まったお話でした。

さざなみ先輩 … “あっち”と”こっち”の人間がいる、というお話。おそらく”リア充”かそうでないか、の意味かなと感じました。

窓辺の幽霊 … 岡ちゃんが使う駅のホームで働く店員さんの回想。窓辺に置いてきた青春、そんなテーマかな。

ぷらせぼくらぶ … 表題作。仲が良いからこそ伝え方がわからない、そんな岡ちゃんとその仲間たちの青春の1ページ。

夕子の思い出 … 上記の作品達とは別の短編。幼馴染の房子に取り憑いた夕子が成仏できるまで、という感じかな。夕子は空気が読めない房子を気にかける。でも最後は同窓会での房子の1言でスッキリして成仏できる。

青春の甘酸っぱさがたくさん詰まった作品です!読んでみてください😊

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