「きのうの影踏み」辻村深月

読書記録★

世にも奇妙な物語みたいな短編集

なんかあり得そう、、、

ゾクッとする感覚の短編集です^_^

☆印象に残った作品の感想☆

十円参り … なぜ同じ団地のなっちゃんが消えてしまったのか。流行っている十円参り (裏山の神社の賽銭箱に、消したい人の名前を書いた紙を、十円玉と一緒に十日連続で投げ込む)のせいではないか。2人の少女はある違和感に気付いていく。

手紙の主 … 何人かの元に届いた奇妙なファンレター。差出人や内容を辿っていくと、興味が恐怖に変わっていく。

ナマハゲと私 … 大学の友達が地元のナマハゲを見たいというので帰郷。聞こえてくる母や友達の叫び声。当日やってきたのはナマハゲではなく、、、。

七つのカップ … 横断歩道にいつも立っているおばさんの過去と、その道路に供えられているカップの意味とは。

私が出会った“幽霊“は寂しいからと人の命を奪うような存在ではなく、出ることを待ち侘びられ、自分を思う人を救おうと呼びかける、そういう、幽霊だった。

「きのうの影踏み」p.241より

作者 辻村深月さん

メフィスト賞、直木賞、そして代表作「かがみの孤城」では本屋大賞を受賞されてます。

「きのうの影踏み」は著者の“怖くて好きな物“をたくさん詰め込んだ作品みたいです♪

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