この時期になると大学受験を思い出す。
すべり止め含めて3大学受けた。
1カ所は塾長の出身大学。
お礼の気持ちで受けたのだ。
塾は合格者の人数が広告になる。
「バカやろー」とか「お前」とか
今の世の中ではパワハラ決定だろうな〜
っていう言葉遣いの塾長だった。
辞めていく生徒や反発する生徒もいた。
ある時、急に2,000円渡された。
「お前と、、先生達にコッペパンと牛乳買ってきてやれ」
言われた通りに買ってきたら
塾長が居ない所で、先生方が爆笑してた。
ま、確かに、私も思ったよ、
コッペパンと牛乳て、、、笑
でもそれが塾長の不器用な優しさだったこともわかってた。
上に立つ人の孤独と意地は私には計り知れない。
私は塾長が大好きだったんだと思う。
その広告に微力ながら貢献するのが
最後の恩返しだと思って
緊張しながら都内の大きな門をくぐった。
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